2005年4月24日(日) 足の親指の事
合掌
足の親指は大事なのである。
勿論他の指だって大事に決まっているのであるが、親指を傷めると歩くのもままならない。
昨日、首里手の道場で組手をやった。大体の人は入れ代わり立ち代わりしながら三本程度やるのだけれど、僕は昨日は最初から最後までずっと代わらないでやったので六本やったことになる。尤も、成年男子は数が少なく、巨大外人Aスター氏、元ボクシングT平君以外は中学生だったので組手と言うより打たれ役をやったようなものだったから、続けて六本やっても全然平気だったのである。
問題は二本目の巨大外人Aスター氏との組手である。蹴りと蹴りがぶつかったのである。お蔭で脛は打撲で腫れ上がると同時に皮がペロッとめくれてしまった。まぁ、それはいい。以前フルコン空手をやっていたから、こういうのは慣れている。元々フルコン空手はシンブロックと言って、蹴りは脛でブロックするのが常識なのである。問題は同時に親指の付け根を傷めてしまった事である。
余りの痛さに一時組手を中断してしまった。その時は我慢出来ない痛みではなかったので、続けて四本やって最後まで稽古終了。
着替えないで、スネークピックに直行。おおよそ一時間程度お稽古を付けて頂いて、なんていう夜を過ごしたのであるが、今朝になって親指に力が入らないのである。困ったものだ。
まぁ、いいや。週末に一杯お稽古できたんだから文句なし。
死ぬ時もお稽古場で大往生できたら本望なのである。
なので、まだ少々先の事ではあるが、その時が来たら思い切り畳に叩きつけて下さい、とある時相方さんにお願いしたら迷惑がられてしまった。当たり前か。
さてさて、スネークピット。昨夜はお師匠様と大先達のお二人だけで稽古していた。いつもならH嬢もいるのであるが、風邪を引いたとの事。昼間はいい陽気なのに、朝・晩の涼しさはもうじき五月になる季節とも思えない。
昨夜は僕が伺う前に指を使い過ぎて前腕が使い物にならないからと言う事で、いつもと少々趣の違う事をされていた。技と言うよりも躰の使い方の稽古である。と言っても名前がないとメモり辛いので、無理矢理合気道風に列挙すると、
・両肩持ち合気潰し
・後両肘持ち合気乗せ
・後諸手持ち合気返し
・諸手持ち四ヶ条に対して合気山返し
・綾持ち合気谷落し
おぉっ。ナンテそれっぽいんだろう。如何にも養神館の人が付けたネーミングって感じになってしまった。そらそうなのである。僕はレッキとした養神館の人なのだ。
なので、甲野善紀師範のような格好いいネーミングセンスは残念ながら真似できないのである。
それぞれに何とも言えない難しさがあるけれど、
・両肩持ち合気潰し
これは良くN先生とやっているアレと同じである。
相手が両肩を押さえつけて来るのを、躰を柔らかく使って
相手の掌に合わせて崩し、下に潰してしまうのであるが、
労宮に合わせるのが難しい。
労宮と言うのは、掌の真ん中にあるツボで、ここに合わせ
ると掌がピタッと食いつくらしいのであるが、合わさるその
位置が教えて貰わないとまだ分からない。
・後両肘持ち合気乗せ
後両肘持ち側面入り身の最初の部分なのだが、肘で合
わせるのがまたとても難しい。
肘を緩め、幾分前屈みになってとにかく合わせる。
合わさったら、受けの腹の方に指を伸ばして受けの腰を
取る。
上手く腰が取れたら、両手の甲を前に向けて肘を返すと
受けが乗っかってくる。
・後諸手持ち合気返し
臂力の養成(二)と同じ持ち方。
でも揚げない。受けの両手の中に合わせたら、その
まま指を伸ばして受けの腰を取り、更に腕を突き入
れながら、撓骨と尺骨を入れ換えるような感じにす
ると受けが崩れる。
・諸手持ち四ヶ条から合気山返し
四ヶ条に取られて吊り上げられた状態で、肘を緩めて
受けの両手に合わせ、脇を締めるようにして受けを倒す。
片手持ち正面入り身投げの最初みたいに、受けの肘
が上がって崩れる。
・綾持ち合気谷落し
受けが綾に手首を取って来るのを頸に返し、撓骨と
尺骨を入れ換えて下に崩し落とす。
肘を開かないように腕を返すのがなかなかに難しい。
それに、いつも言われるのに中心を攻めていない。
物覚えの悪い躰で困ったものだ。
面白かった~っ。
その後は一階のホールで喫茶タイム。勿論談話内容はお稽古絡み。
結局解散したのは11時半頃である。
大満足で帰宅して、一杯お酒を呑んでしまった。日曜だろうがなんだろうが五時には目が覚めるのが常なのであるが、今日は気が付いたら九時だった。たまには寝坊も悪くないのである。
結手


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